2026/05/04 21:00

皆さま、こんにちは。MARIPOSAです。
最近、お買い物をしていて、ふと気づくことはありませんか?
Amazonプライムで注文しても翌日に届かなかったり、楽天の「最強配送」を選んでも以前のような速さを感じられなかったり。
あるいは、ヤマト運輸が一部地域での翌日配達を「翌々日」へと変更したニュースを目にされた方もいらっしゃるかもしれません。
ECショップを運営する私たちの肌感覚としても、これまで当たり前に享受してきた「翌日配達」という便利さは、すでに限界を迎えていると感じています。
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1. 「早いほうがいい」という思考停止
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「明日には手元に届く」
こうした便利さは、確かに素晴らしいものです。
しかし、深刻な人手不足やエネルギー資源の先行きが不透明な今、私たちは「本当に翌日配送である必要があるのか?」を改めて考えるべき時に来ているのではないでしょうか。
もちろん、緊急を要する場合もあるでしょう。
ですが多くの場合、「遅いよりは早いほうがいいだろう」という程度の、ある種の「思考停止」によって、過剰な速度を求めてはいないでしょうか?
翌日配送をするにはどれだけの人が関わっているでしょうか?
その背後には「資源の浪費」や「働く人の無理」が積み重なっています。
2024年4月から始まった労働時間の制限(物流2024年問題)は、その無理が限界に達したことを示しています。
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2. 誰かの犠牲の上に成り立つ利便性
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これまでの「翌日配送」は、ドライバーの方々の長時間労働と低賃金という犠牲の上に成立していた「無理のある仕組み」でした。
現在、物流業界では人手不足による倒産が相次ぎ、2030年には運送能力が34%も不足すると試算されています。
つまり、モノの3割以上が運べなくなる可能性 があるのです。
このまま「便利」を無批判に追い求めれば、社会の血流である物流網そのものが、壊死していくことになります。
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3. MARIPOSAの選択
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このような状況を踏まえ、MARIPOSAはあえて「急がない」という選択をしています。
他の多くのショップがスピード配送を競う中、当日発送や翌日配送を行わないことは、ビジネスとしては大きな挑戦です。
それでも私たちがこの道を選ぶのは、関わってくれる倉庫スタッフや配送業者の皆さまが、持続可能な形で、幸せに働ける環境を作りたいと願っているからです。
誰かの無理の上に成り立つ仕組みにしないこと。
資源を浪費せず、必要なものを、必要な速さで届けること。
私たちは目先の利便性よりも、お客様も含めた「関わる人すべて」の健やかな循環を大切に考えています。
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🦋 届くまでの時間を、愉しむ。
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はちみつが届くのを待つ数日間。
考えてみれば、その数日は、タスマニアの森やオーストラリアの巨木が、100年という歳月をかけて蜜を蓄えてきた果てしない時間からすると、一瞬です。
「早く届く便利さ」を手放した先にある、働く人が尊重され、資源が大切にされる世界。
はちみつを中心にみんなの笑顔があふれる仕組み。
MARIPOSAは、そんな健やかな仕組みの中に、これからも在りたいと考えています。
お客様にも、私たちのこうした在り方に賛同いただけると、これほど嬉しいことはありません。
【皆さまへのお願い】
・ご注文の際は、数日の余裕を持って楽しみにお待ちください。
・お手元に届いた一瓶には、養蜂家の方々や倉庫・配送業者など目に見えない多くの人の「健やかな仕事」が詰まっています。
皆さまの暮らしが、穏やかなリズムと共にありますように。

