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2026/08/23 12:00


こんにちは。MARIPOSA organic storeの西山です。

今日は、少しずつ形になってきた新しいはちみつの取り組みについてお話しします。

昨年お届けしたロシア極東のリンデンハニーに続いて、MARIPOSAが今、新たに向き合っている土地があります。

それが、南米・チリです。

まだ正式発売前ですが、私たち自身がとても楽しみにしている取り組みなので、少しだけその背景をご紹介します。

WORLD BLOOM、その次の土地へ
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昨年、第一弾としてお届けしたのが、ロシア極東のリンデンハニーでした。

白く結晶化した美しいはちみつで、ありがたいことに完売後も「次はいつ入荷しますか」とお問い合わせをいただいています。
リンデンの次回入荷については、まだ確定した情報をお伝えできる段階ではありません。

一方で、それとは別に、新しい国との取り組みが少しずつ進んでいます。

その国が、チリです。

北の砂漠から、南のパタゴニアまで
チリと聞いて、まず何を思い浮かべるでしょうか。

細長い国。
ワイン。
サーモン。
あるいはパタゴニア。
日本ではそのくらいの印象の方も多いかもしれません。

チリは、南米大陸の太平洋側を南北に細長く伸びる国です。

北部には世界でも特に乾燥した地域として知られるアタカマ砂漠があり、反対に南へ進めば、森林、湖、フィヨルド、氷河の広がるパタゴニアがあります。
一つの国の中とは思えないほど、気候も景色も植生も異なります。

当然、そこに咲く植物も違います。

そして、ミツバチが集める蜜も違います。

私たちがはちみつに惹かれる理由の一つは、まさにここにあります。

はちみつは、土地の違いが、そのまま味になる食べものだからです。


100年以上続く、家族の養蜂
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今回ご縁をいただいたのは、チリで100年以上にわたり家族で養蜂を続けている生産者です。

現在ブランドを率いているのは女性で、森林環境や養蜂のあり方について、非常に強い思いを持っています。

巣箱を置く場所にも配慮し、周囲の農業環境との距離を確保すること。
森林を守ること。
採れたはちみつを大切に扱い、その土地の個性を失わない形で届けること。

私たちが生産者を探す時に見ているのは、単に「味がおいしいか」だけではありません。

もちろん、商品として販売する以上、おいしさは大前提です。

そのうえで、
どのような場所で採れているのか。
誰が作っているのか。
自然環境とどのように向き合っているのか。
その人たちと、長く一緒に仕事をしていきたいと思えるか。
そこまで含めて判断しています。

今回のチリの生産者には、そのすべてに魅力を感じました。


ウルモという、チリ南部のはちみつ
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私たちが特に惹かれたものの一つが、ウルモのはちみつです。

ウルモはチリ南部に自生する樹木で、白い花を咲かせます。
その蜜から作られるウルモハニーも、ロットによっては非常に淡い色をしています。

ただし、昨年販売したロシアのリンデンとは、味わいがまったく違います。
同じ「白っぽいはちみつ」であっても、花が違い、土地が違えば、香りも甘さも余韻も変わります。
見た目だけでは分からない、その違いを食べ比べることができる。
これも世界のはちみつを扱う面白さです。


パタゴニアの百花蜜
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もう一つ、非常に印象的だったのが、パタゴニアで採れた百花蜜です。

百花蜜とは、ミツバチがその時期に周囲に咲いているさまざまな花から蜜を集めることで、自然に複数の植物の蜜が混ざってできるものです。

パタゴニアの山々や森林に咲く花々から集められたはちみつには、一種類の花だけでは表現しにくい、土地全体のような味わいがあります。
実際に食べてみると、オーストラリアのユーカリ系のはちみつとも、ロシアのリンデンとも違いました。

それでも、一口食べて素直に「おいしい」と思える。
まずはそれが、私たちが取り扱いたいと思った大きな理由です。

続く・・・